■ ケイマフリ (チドリ目ウミスズメ科)
体長約40cmほどの眼の周囲が、まが玉状に白いのが特徴の海鳥です。「ケイマフリ」とはアイヌ語で「赤い足」という意味で、その名の通りに鮮やかな赤橙色の足を持っています。
繁殖期には断崖に集まり、岩のすき間で繁殖します。日本では北海道羽幌町天売島、知床半島、積丹半島など北日本の各所に繁殖地が点在しますが、ハシブトガラスやオオセグロカモメなどの捕食圧が大きく、繁殖個体数は減少傾向です。
かつて天売島では3000羽ほどが生息していたものと思われますが、1999年の調査では50〜60つがい前後が繁殖しているにすぎないことがわかりました。
ウミガラスと比べて世界的な分布域が狭くて個体数も少ないことから、種のレベルから言うとケイマフリのほうが危機度が高いといえます。
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